「ラプラスの魔女」を観た

Netflix で「ラプラスの魔女」を観た。

完全にタイトルにつられて観た。「ラプラスの悪魔」っていう言葉、響きも内容も最高にかっこいい。

PV の出だしもかっこいい ↓

ラプラスの悪魔的な「未来は決定的である」という設定は SF 作品でいくつか知っている。

そういう作品は決定的な未来というストーリー作りにおいて多分やりにくさしかない設定にいろんな工夫を凝らしていて面白い。

一方で、本作は設定こそ SF っぽいものの「ラプラスの悪魔」に関する未来予測の能力は限定的だし、理屈の説明とかもない。というかそもそもこの作品はそういうのではないだろうし。

むしろ未来予測を限定的にすることで、現代モノの中にある違和感としての SF 要素が際立っていて良い。

原作は東野圭吾さんの作品で、高校生の頃に 2,3 冊読んでどれも面白くてすごい人だと思った。

いくつかの作品は当時からドラマ化されるのを知ってたし、たくさんの人に読む作品を、しかもたくさん書ける人だという印象。

中でも「パラドックス 13」は内容こそ細部を覚えてないものの SF 感ある展開が印象に残っていた。なお内容を覚えていないのは内容が印象に残らなかったというのではなく、僕が小説というものを本当に適当に読んでいるだけ。

それでいうと「パラドックス 13」も SF 感ある作品だったし、そういう懐かしさもあって良かった。

ただ、一箇所だけ櫻井翔の演技が急に面白いシーンがあって笑ってしまった。急に面白いことをするな。