「シン・ウルトラマン」を観た感想。ネタバレありです。
以下は観た直後に fusetter に書いたものの転載。
- 怪獣がいっぱい出てきて良かった
- ウルトラマン全然詳しくないから、あーこのへん過去作の何かのオマージュなのかなとか若干もやもやしながら見た
- でもゼットンは好きなので一兆度の火球は分かった
- 空想科学読本みたいなこと言ってて笑った(心の中で)
- ぼく(ゼット〜ンって言うのか...?)ゼットン「...」ぼく(言わないのか...)ゼットン「ゼット〜ン」ぼく(ウオオオ)
- 巨大化したメフィラスのデザインすき
- フィギュア?で撮影してた時代を意識したのか飛行中微動だにしないウルトラマン
- 細かい演出とか展開とかだいぶ勢い強めだったけど、ウルトラマンの時代の作品ってこんな感じだったのかも
全体的にはかなり良かった。
僕はそもそもウルトラマンのファンではなく、怪獣が好きなただのオタクなので、細かいオマージュが掴めなかった残念さはあるものの楽しい怪獣映画として楽しんだ。実際楽しめた。
あと本作とはあんまり関係ないけど、「三体」を読んで黒暗森林論に衝撃を受けた人(僕含めて)は、もう純粋な気持ちで宇宙人が登場する作品を見ることは出来ないかも...とも思った。
↑ 検索するとそれなりにツイートが出てくる。
宇宙には何の希望もないという悲観的な「三体」に対して、自己を犠牲にしてまで人類を好きになったウルトラマンは前向きな宇宙観かも。
ただ、「シン・ウルトラマン」ではウルトラマンが結果的に人類の科学力を飛躍的に進歩させたし、たしか劇中で「宇宙人たちが地球人類の利用価値に注目しだした」的なことを言っていた気がする。
現状ウルトラマンに守られているだけの地球がより一層宇宙の脅威に晒されることになるのだと思うと、エンディング後の地球の絶望感に思いを馳せないでもない。